ナースマガジン ナースマガジン

ナースマガジン

ナースマガジン

第9回訪問看護ステーション訪問レポート さかえケアサービス訪問看護ステーション

その他投稿日時-(2017-07-27)ナースマガジン

脱水のリスクは暑い夏だけではありません 。
今回お訪ねした、さかえケアサービス訪問看護ステーション(東京都・練馬区 )では、季節を問わず脱水にならないよう丁寧な指導を行うことで、効果をあげています。
さて、どんなポイントがあるのでしょうか。

脱水予防は丁寧なチェックから

さかえケアサービス訪問看護ステーションでは、きめ細かな患者・家族指導で脱水予防に努めています。
「脱水が補正されないまま退院してくるケースもあるので、まずは退院時の血液データ、特にBUN、クレアチニン、ヘモグロビン、アルブミン、尿ケトンの値はよく見るように気をつけています。

訪問がスタートしてからは、一般的な観察項目に加え、フィジカルアセスメントも重視しています。
ツルゴール反応(皮膚を引っ張って戻るまでの様子や時間を見る)、爪を圧迫して赤く一戻るまでの時間、口腔乾燥はないか、腋の下が乾いていないか、室内の温度や湿度は適当か、など僕らが訪問していない時にもご家族がチエックできるポイントをお伝えしています。
老老介護や独居高齢者などで水分摂取の確認が必要なケースでは、訪問介護に多めに入っていただくようケアマネさんに提案したこともあります。
職種を問わず訪問回数を増やし、訪問時には必ずコップー1〜2杯分の水分摂取を促すよう事業所間が連携し、脱水を予防できました。
ポートを使って、栄養や水分管理を行う家庭も増えてきています。
在宅というマンツーマンの対応ができる場なのですから、じつくりとご家族が不安なく実施できるまで段階的に指導すれば、ご高齢でも対応できるようになるという印象を持っています」と、
管理者の伊藤晋さん。

在宅の基本は信頼関係

訪問看護歴2年の長弓純豪さん、訪問看護がやりたくて3カ月前に入社した戸枝克広さんのお二人は、利用者や家族とコミュニケーションを築くことが大切、訪問するたびに信頼関係が深まっていくのを実感している、と強調します。
高齢者は本人も気づかないうちに脱水症状が悪化していることが多く、それを予防するためには、生活に密着したコミュニケーションがカギとなります。

「信頼関係が増してくると、患者さんの方から生活の中での出来事を話してくれるようになります。 『この前オシッコがいつもより黄色かったよ』とか。
在宅の場合は、まず信頼してもらうところから始まらないと、情報にたどりつけません。
病院勤務では見えなかった患者さんとの関係ですね」(戸枝さん)。

「水分、というと利尿作用のあるコーヒーやお茶を飲んでしまうこともあるので、麦茶・真水など、言葉も気をつけて選んでいます。
お部屋が乾燥していたら『乾燥していると風邪をひきやすくなるんですよ』と、僕らが習った基本的なことを、ご家族にもわかるようにお伝えすることを心掛けています」(長弓さん)。

脱水を身近に意識してもらう

冬場は夏場と違い、水分を控えることで生じる脱水の潜在的なリスクが高まるので、本人に意識してもらう工夫が必要です。
「疲れやすくないですか、便秘気味ではありませんか、というように気になることと結び付け、お水を飲んで良くなるかどうかやってみませんか、と僕らの心配している気持ちも伝えながら、水分補給を促しています。
生活の中で効果を実感してもらうことが大切なんです。
また、在宅は生活の場である以上、ご家族への配慮もしつつ、環境整備に介入しながら脱水の発生要因を取り除いていきます。
それも、訪問看護師の大切な役割だと思います」(長弓さん)。

ナイチンゲール精神あふれる、男性訪問看護師のみなさんでした。

冬場の脱水あるある!~おふとん編~

寒いといけないと思ってご家族はガンガン暖房をつけて、お布団もいっぱいかけていました。
その結果、こもった熱で大量の汗をかいて脱水に!!

さかえケアサービス
訪問看護ステーション


〒176-0012
東京都練馬区豊玉北5-11-4
さかえビル201
TEL:03-3993-7311
FAX:03-3992-3555

会員登録はこちらから

西山順博先生のWEB動画セミナー カテーテル・漏れ・スキントラブル PEGのアセスメントと対応実務を症例画像つきで解説!

照林社セミナー
アンフィニBooks
訪問看護支援協会
照林社
ビデオ・パック・ニッポン
ラフィネ採用
モバイルサイト