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「教えてっ! 退院支援の5つのこと」シリーズ②

その他投稿日時-(2017-08-12)ナースマガジン

質の高い退院支援を行っている看護師さんに、退院支援の課題や想いなどを毎号お聞きするシリーズ企画。
今回は日本赤十字社武蔵野赤十字病院の医療連携センター副センター長である 齋藤恭子看護師長に「退院支援における『病棟看護師』の役割」をテーマにお聞きしました。

1⃣病気と治療を受容してもらう

病棟看護師の役割で一番大きな役割、それは「患者さんに、自分の病気とその治療を受容してもらうこと」です。
退院支援部門の看護師が行う支援と病棟看護師が行う支援は異なります。

これは退院支援部門の看護師にはできないことで、日常的に常に側にいて患者さんのことを把握できている病棟看護師だからできることです。

2⃣意思決定支援

患者さんやご家族が「病院での治療を終えて、今後どうしたいか」の意思決定支援も重要な役割です。
「家に帰りたいけれど…」とおっしゃる患者さんの「けれど…」にいかに寄り添うのかが重要です。
最初に患者さんの思いをすくい上げられる位置に病棟看護師はいます。

3⃣在宅医療のアセスメント

患者さんは「帰りたい」とおっしゃっているが、在宅でのセルケアは大丈夫なのか?といったアセスメントは、日々を看ている病棟看護師の判断に委ねられます。
「この患者さんの帰りたい思いを実現するためには何が必要なのか」にアンテナを張り巡らしているのが病棟看護師です。

4⃣カンファレンスでの情報提供

入院中における、食事、排泄、着脱衣、入浴などの日常生活動作や、薬の管理などの手段的日常生活動作の情報を、病棟看護師は常に把握しています。
そういった情報を、退院前力ンファレンスを開催する際には、院内外の多職種にプレゼンする機会があります。
ベッドの必要性や種類、手すりが必要な場所など、病棟看護師ならではの提案が在宅ケアに活かされていきます。

5⃣退院後の訪問指導

急性期病院は徹底的に医療を施します。
例えば吸引の場合でも、感染防止のため医療材料費など関係なく使用することがあります。しかし、それを在宅では継続できません。
今後は急性期病院のベッド数が減り、「病院に行く」「病院で亡くなる」ということが物理的にできなくなる時代が来ます。ですから、もっと在宅の看護との連携も強化していかないといけないと感じています。

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