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PEGサミット in びわ湖 2017—その2

胃瘻(PEG)ケア投稿日時-(2017-10-01)ナースの星編集部

おかPは見た!聴きある記潜入レポート①
PEGサミット in びわ湖
  実行委員・運営委員の皆さんの底力


PEGサミット事務局の西山順博先生からのレポートに続き、ナースの星編集部記者おかPが、自分の興味の赴くままに、PEGサミット in びわ湖「潜入レポート」をお届けいたします。

7月29日(1日目)

●仰天の開会宣言!

何より “inびわ湖”らしさにグッと来てしまったのは、その開会宣言。
びわ湖に胃を重ねたパネルに、当番世話人の伊藤先生がバンパー・ボタン型胃瘻カテーテルを留置し、拍手と共に本サミットの開会が宣言されたのでした。

●経管栄養療法の重鎮による特別講演

オリエンテーションに続き、特別講演3題。
皆さん熱心にメモをとりながら、耳を傾けておられました。

特別講演1
「胃瘻:歴史をたどりながら本来の意義を考える」

演者は関西PEG/栄養とリハビリ研究会代表世話人で大阪大学国際医工学センター栄養ディバイス未来医工学協働研究部門の井上善文先生。

栄養管理指導者評議会(PEǸ Leaders)の代表理事でもある井上先生は、個々の患者ごとの適正な栄養管理における“胃瘻を用いた経腸栄養の意義”こそが、そもそもの課題として討論されるべき、と井上節を炸裂!

特別講演2
「経腸栄養の合併症とその対策
~腸内環境からみた消化器系合併症対策を中心に~」

お膝元、滋賀医科大学付属病院栄養治療部部長と同医学部看護学科基礎看護学講座教授を併任されている佐々木雅也先生からは、経腸栄養のメリットをおさらいした上で、腸内環境についてのお話。
プレバイオティクス、プロバイオティクス、シンバイオティクスといった、腸内細菌叢の乱れを改善させる視点からの合併症対策について、解説されました。

特別講演3
「PTEGの必要性と管理のコツ」

PTEG(経皮経食道胃管挿入術)は、PEGの施行が不能・困難な症例への代替法として1994年に演者の大石先生(国立病院機構村山医療センター)らが開発されました。
ご本人曰く「いまだにマイナーな存在」のPTEGが安全な手技としてメジャーな存在になるためには、試行件数云々以前に、正しい理解と確実な手技を医療にかかわる誰もが知り、安全・安楽な管理ができてこそ、という熱い思いが伝わってきました。

●多職種の意見が飛び交ったグループワーク

各自チェックインを済ませた後は、多職種混合の9つの班が3会場に分かれ、モデル症例を使ったグループワーク。
各班にファシリテーターの先生方が入り、“75歳の滋賀茂造さんに関する情報”を読み込みながら、これからどんな対応が考えられる?薬の量は?胃瘻にする?いつする?リハビリは?介護の視点からここが重要では?そんな意見が各班で活発に飛び交いました。

各グループのディスカッションの内容を代表者が発表し、各会場にアドバイザーの先生より代表グループが選ばれ、夕食時大宴会場で全員を前に発表と表彰(賞品付き)が行われました。

●200余名、それぞれの夜

200名以上の参加者で埋め尽くされた大宴会場の、壮観な夕食風景。
おいしいお食事に、講師や参加者が差し入れた地酒の数々。各自好きな飲みものを好きなだけ、注いで注がれて大いに盛り上がりました。

中締めは、本実行委員会顧問、滋賀医科大学名誉教授の馬場忠雄先生がすっくと立ちあがり、先生の合図の下、「琵琶湖周航の歌」の大合唱。
さざ波ボーイズ&シスターズがリードし、フルコーラス全員で歌い切りました。

ひとまず、そのあとは自由時間ということで、実行委員らが待ちうける「六地蔵のへや」で日頃の悩みを相談し議論する方、懇親会の会場で延々と飲み続ける方、嬉しそうに酔いつぶれた方、翌日に備えて大浴場で汗を流して早々とお部屋に戻られる方。
みなさん寝床についた時間の差こそあれ、二日目の実習を控えワクワクしながら眠りについたことでしょう。

その他・透析ケア・透析ケアナースの星編集部

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