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第2回 ナースのイキイキワーキング!

その他投稿日時-(2018-02-13)ナースマガジン

私たちは多かれ少なかれ、毎日ストレスにさらされています。そんな状況の中でもイキイキと働くためには、自分から環境を変えていこうとする姿勢が大切。
そんな前回のお話に続き、第2回は「看護」というチームアプローチを生き生きさせるための方法を伝授していただきましょう!


生き生きしたチームにする
       具体的な方法

看護を「チーム」で行っているか

私は、入職してから入院病棟に20年ほど勤務し、その間に管理職となりました。役割が変わると見えてくる物や感じ方も変化するものです。
管理職になった今大切にしていることは、「看護をチームで行う」という事です。
管理職になる前は、チームで看護するという事への意識が低かったような気がします。
その頃は、朝に職場へ来ると緊張しながら複数人の情報収集をして、その情報をもとにいかに患者さまの安全安楽を考慮しながら、そしてミスなく安全に業務を遂行するかで頭はいっぱいです。あっという間に一日は過ぎました。
自分の受け持ち患者さま以外の情報は入らず、また、他のスタッフがどのような働き方で、どの程度の業務量で動いているのかは把握できないという状況でした。たくさんのスタッフと働いているにもかかわらず、孤独や焦燥といった感情を抱いていた事が多かったように思います。 

皆さんはいかがでしょうか。病棟には多くの患者さまがいるので、看護師はなるべく自分の受け持ち以外の患者さまの状況も把握しておいた方が良いとは思うものの、実際にはなかなか難しいもの。
そこで、私が管理者として行った「看護をチームで行う」ための方法をご紹介します。

グループサイズを変える工夫と話し合いの可視化

例えば、病棟で業務改善が必要な時には話し合いが必要になります。
ここで私が一番避けたいのは、誰かが一人で話し続けることです。これでは、経験年数のさまざまなスタッフの意見を広く集めることは困難になります。
話しやすくするためにグループの人数を4〜5人あるいは3〜4人のサイズにします。すると多くの人の意見が出やすくなります。各グループごとに意見をまとめて発表してもらい、必ずホワイトボードにその意見を記入していきます。
書くためには良く聴かなければなりませんし、聴いたことを相手に確かめる作業が発生するので、発表者は良く聴いてもらえていると感じます。また、他の参加者はホワイトボードを見ることで話の流れが可視化され、話し合いも活性化します。

短時間の打ち合わせで報告の文化と学習の文化を醸成する

カンファレンスとは異なる短時間の打ち合わせを、勤務時間帯の開始時、中間、終了時に集合して5分程度で行っています。
気になる患者情報(転倒・転落リスクのある人、状態の悪い人)やインシデント、個人の業務配分の状況など、自由な内容で個々が話します。
患者情報が共有されると、みんなの目で患者を観察することができ、戦略的な安全管理ができますし、業務配分を把握することにより、スタッフ同士のサポートがしやすくなります。
また、管理者も参加するので、患者情報やスタッフ状況、インシデントの把握が速やかに行われます。さらに、情報共有だけでなく、振り返ることによる学習にもつながります。
こういった積み重ねが、チームの報告する文化・学習する文化を創り出します。

生き生きしたチームを作るための原動力

皆さんは、どのような状況や状態であることが『生き生きしたチーム』と考えているでしょうか。
そのイメージや目標を実現するためのアプローチ方法を思考し、地道に実践することこそが、まさに生き生きしたチームを創り出すための原動力になると、私は思います。
(つづく)

次回は、「スタッフのやる気を引き出す面接方法~目標設定とフォローアップ」をお届けします。ご期待ください!

ナースのイキイキワーキングシリーズ

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