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最終回 ナースのイキイキワーキング!

その他投稿日時-(2018-07-10)ナースマガジン

先の平昌オリンピックでは、日ごろの成果やそれ以上のパフォーマンスを発揮した選手らのイキイキとした顔が印象的でした。
本コーナー最終回となる今号では、イキイキワーキングのためのセルフコーチングについて、松本雄三さんに教えていただきました。



イキイキした自分であるために

イキイキとした状態をつくる

平昌オリンピック、フィギュアスケート男子 羽生結弦選手の「SEIMEI」は、まさに神がかりでした。
スタートの陰陽師ポーズ、いいですね。右手の指を2本立ててロ元にあて、左手は手のひらを上に向けて押し出し、背を伸ばし、キッと目を見開く。
まさに「今、すべてのエネルギーは私にある」という状態を表現し、また羽生選手の中にもそのような状態をつくりだしています。

コーチング・コミュニケーションでは「やりたいことを成し遂げる力は、すべて その人の中にある」という大前提で人と関わっていきます。
目標設定にせよ、何にせよ、イキイキとするためには「できない思考」からスタート してはいけません。 「できる!」「やるぞ!」「きっとうまくいく!」を口癖に、自分の可能性を フルに感じた状態、いわゆるリソースフルな状態をつくることからスタートです。

ありたい自分を描く・合致する。

スビードスケートの小平奈緒選手はレース後、「宏保さん(1998年長野オリンピック金メダリスト清水宏保氏)から『ゴールまでがすごくスローモーションに思える。
ゴールするのがもったないと思えるかもね』という話を聞いていた。
本当にその通りでリンクから会場のみなさんの笑顔が見えるかなと思ったけど、目がかすんじゃって、何も見えなかった」と明かしました。

小平選手には、意識的にしろ無意識的にしろ、トップでゴールするイメージができあがっていたのではないかと思います。もちろん、その後に、日の丸を持って観客に手を振りながら、ゆっくりリンクを回ることも、ぞこで見るもの、聞こえるもの、感じるものも、予めインプットしていたはずです。

私たちの脳には「自動ナビ機能」が搭載されています。自分のやりたいこと、ありたい姿を明確にして、それが達成されたときに見えるもの、聞こえるもの、感じるものをインプットしておけば、無意識のうちに関連情報を検索・収集し、思考や行動を組み立てていくのです。

完了する

宇野昌磨選手は銀メダル獲得後のインタビューで、「この大会で羽生選手やフェルナンデス選手にはあって、僕に足りないものがわかりました。修正して次に臨みます」というような話をされていました。

コーチングでは過去に起こった気掛かり等が記憶の中に残っている状態を未完了と言い、その気掛かりを消す事を完了と言います。
未完了のモヤモヤ状態が原因となって、次の行動にプレーキがかかっている場合に完了のコーチングを行います。

では今日一日を5分間で完了する簡単なセルフコーチングの方法をご紹介します。毎日、就寝前にゆったりとした気持ちで自分に問いかけてみてください。

①今日、実現したかったことはなんだっただろう。

②今日、達成したことや出来事にはどのようなことがあっただろう。

③その経験から気づいたこと・学んだことはなんだろう。

④今日の気づき・学びを一言でいうとなんだろう。

⑤今日の気づき・学びを明日からどのように活かしていこう。


選手たちが4年後に向けて新たなスタートを切ったように、私たちも自分を信じ、明確な目標を持ち、毎日の経験を学びに変え、何かを成し遂げようではありませんか。その姿はきっとイキイキと輝いているに違いありません、〔了)

※今号をもちまして、「ナースのイキイキワーキング1」は終了いたします。
 ご愛読、ありがとうございました。

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