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デイサービスにおじゃましました!「歌はリハビリ」

その他投稿日時-(2019-05-28)ナースマガジン

7月14日に開催された`'栄養ワンダー2018"のイベントで、歌の音楽セラピスト・歌手の吉岡リサさんの「音楽療法を通してのロ腔リハビリテーション」を聴講しました。
リサさんは、日頃から自身の音楽活動以外にも、講演やラジオのDJ、ボランティアその他、多彩な活動をしています。

8月25日には、渋谷区あやめの苑・代々木のデイサービスで行われた介護者教室の講師として登場。当日の様子をレポートします。
(編集部)

♬介護者教室で心と身体の栄養指導

第一部は、むすび葉クリニック渋谷在宅医療部医療ソーシャルワーカー・栄養士の古川慎二先生。
「栄養摂取は足し算。食事だけでは不足するたんぱく質や食物繊維は、それを含む食品を足して1日の栄養摂取量の帳尻合わせを」
とわかりやすいミニレクチャー。

第二部は、同クリニックの吉岡リサさんによる吉岡式音楽療法「SenseSing」の実践。
これはリサさんオリジナルの造語で、
  Senses(感覚)+Sing(歌う)=「五感で歌いましょう」の意昧。
拍手やリンパ腺・唾液腺マッサージなどで参加者の体をほぐし、楽しいトークをはさみつつSenseSingを伝授するリサさん。

♬選曲には意味があった

当日の選曲には、音楽療法としての意味がありました。
①ドレミの歌「ド・レ・ミ、はい!」「ド・レ・ミ!」とcall&response。
まずは親しくなってリラックスしてもらいます。

②夏の思い出「尾瀬に行ったことのある方は?」「は~い」「ご自身のこと、ご家族のこと、夏が来ると何を思い出しますか?」と回想法。
ある方は、リサさんの出身地八戸に疎開していたことを「楽しかったわ~。東京じゃ食べられないおいしいものがたくさん食べられて」と嬉しそうに語っていました。

③みかんの花咲くころ 故郷の風景を思い出しながら、手遊び歌で頭と体を使います。
お隣の人と楽しそうに手を打ちあう方、リズムに合わぜて腿をたたいたりさすったりする方も。

④真っ赤な太陽 昭和の歌姫、美空ひばりさんのヒット曲。
っ赤、えた、夏、うなど、歌詞に含まれるマ行の音は、唇を閉じて開く、つまり食べるために必要な口の動きです。
滑舌をよくする効果もあるとのこと。

⑤小さい秋見つけた 郷愁をそそるイントロ、歌詞に添えられたイラストは、人それぞれの秋を連想させます。
「何で秋を見つけますか?」「栗!」「柿!」「お芋!」みなさん、食べ物の秋でした。

⑥幸せの住む場所 ラストは歌手 吉岡リサの真骨頂!3.11東日本大震災応援歌として作詞を手掛けた歌です。
プロ歌手の心のこもった歌声に、皆さんうっとり。

♬"SenseSing! 五感で歌いましょう"

「たいていの方は、マイクを向けると歌って下さるでしょ?ちょっと緊張したという方もいますが、その心地よい緊張は生活のスパイスになります。
また、私がステージ衣装で歌うと、またとない機会と衣装を触っていく方もいます。心や体を適切に刺激して調和させ、生活を豊かにしていくための手助けをするという目的を持った音楽療法は、口から食べること、飲み込むことへのアブローチから訓練まで効果が期待できます。
脳障がい者にも、脳波や脳血流といった脳機能の変動として反応をとらえることが知られています。(※)」とリサさん。

五感を使って五感を刺激。心の栄養を満たしながら食べるための機能を鍛える楽しい音楽療法を、あなたのところでも取り入れてみませんか?

※;日本音楽療法研究会会長 呉東進著:医学的音楽療法

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