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坪田 康佑先生のコーチングコラム第4回

第4回 タイプ間のギャップを埋める方法

投稿日:2011.10.07

今回は、前回ご紹介した4つのコミュニケーションタイプについてのヒントをお届けします。まずはそれぞれのタイプの特徴です。あなた自身、そして周りの人はどのタイプに近いでしょう?


●コントローラータイプの特徴
□行動的、野心的、エネルギッシュ  □自分の思い通りに物事をすることを好む

□決断力があり、ペースが速い □人をコントロールしたがる


●プロモータータイプの特徴
□アイディアが豊富 □人と活気あることをするのが好き
□細かいことはあまり気に留めない □飽きっぽい


●サポータータイプの特徴
□人を支援することを好む □職場では協調性が高く、意欲もある 
□決断に時間がかかり、ノーと言えない □親密な人間関係を築く


●アナライザータイプの特徴
□データの分析、計画するのが好き □客観的、冷静 
□行動や対人関係は慎重 □孤立してもあまり苦にならない

続いて、それぞれのタイプと関わる際のヒントです。


●コントローラータイプとの関わり方
・くどくどと長く話すと、フラストレーションを起こすので単刀直入に話す
・彼らをコントロールしようとしない


●プロモータータイプとの関わり方
・アイディアを引き出すように関わるとモチベーションが上がる
・アイディアがどんどん出て拡散しやすいので、焦点を絞る話し合いが有効に機能する


●サポータータイプとの関わり方
・自分からはNOと言えないので、「NOと言ってもいいんだ」ということについて話す
・彼らがやっていることをきちんと承認する


●アナライザータイプとの関わり方
・彼らが大量のデータを欲しがっていることを理解する
・少しずつ変わりたがるので、大きな変化を強いるとプレッシャーとなる

タイプ分けは、これまでコミュニケートすることが難しかった相手に対して今までとは別のアプロー
チを可能にします。しかし、人はいつもそのタイプの行動を取るとは限りません。コミュニケーションをとる相手によって変わることもあり、「あの人はこのタイプだから」という決めつけは、かえってコミュニケーションを狭めます。 タイプ分けは、人の傾向を知り、コミュニケーションの可能性を広げるための一つの視点として利用することが何よりも大切です。

これを活用すると、患者さんとのコミュニケーションはどのように変化するでしょうか?医師とのコミュニケーションや看護師同士のコミュニケーションはどうなるでしょうか?是非とも、ご自身のタイプだけではなく、考えてみてくださいね
▼さらに4つのタイプの理解を深めたい方にオススメの書籍

◆ 「図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく」  
鈴木義幸 著  ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊
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鈴木義幸 著  ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊

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Test.jp 

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注)「タイプ分け」に関する著作権は、株式会社コーチ・エィに帰属します。

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