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第1回 テーマ決定(1) 廣町佐智子先生の看護研究の進め方

その他投稿日時-(2012-05-18)廣町 佐智子さん

 看護研究で一番重要なのがテーマの決定です。わりと、どんなテーマでも研究になりうるという利点があります。

 それは、看護研究には、看護のエビデンスを明らかにするいわゆる研究と、病棟の問題を解決する調査報告や実践報告があるからです。

 とはいっても、何をやろうかと一番悩むところですよね。
 
 最初はあまり固く考えず、同僚や一緒に研究するメンバーと色々なテーマを出してみるといいと思います。

次のような段取りでできるだけ多くのテーマを上げるようにしましょう。    

1、日ごろの疑問や問題意識を出し合う

みなさんは普段、

「これって意味があるの?」

「こうしたらもっといい看護になるのでは?」

というなにげない疑問をもつことがあるでしょう。

 それこそが「研究の芽」なのです。

2、ベテラン看護師の話を聞く

ベテラン看護師のなかには、看護の勘の鋭い人がいます。

 例えば「Aさんは退院後に自己管理ができなくて、またすぐに入院よ。」

などと、患者の将来を言い当ててしまったりします。

言い当てるからには、そこにはまだ明らかにされていない根拠があるのかもしれません。

 研究で明らかにする価値がありますね。

3、習慣(しきたり)を疑ってみる

 他院から転職してきた人や、他病棟から異動してきた人は、あなたのいる病棟の習慣とは違った看護のやり方(文化)を持ち込むことがあります。

これまでの習慣と新しい文化とでは、どちらが効率的で根拠があるものなのでしょうか。

さぐってみる価値はあると思います。

さて、一緒に研究するメンバーと頭をつき合わせた結果、7~8個のテーマが出たでしょうか。

 できるだけ多く出したほうがいいと思います。 たくさんテーマが出たところで、研究に向いているものと向いていないものを選別する必要があります。

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日本看護研究支援センター所長・主任研究指導者 株式会社医教 看護師国家試験対策委員 臨床看護師の研究指導を得意としています。研究初心者でも目標を学会発表や雑誌投稿レベルに設定し、面接指導やメール指導で論文の完成を支援しています。 また、看護基礎教育への関心も高く、看護学生の学習支援についても日々研究・実践を重ねています。
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