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専門家Q&A

PEG接続チューブの消毒液の濃度について

ご質問

一般的には0.01%の次亜塩素酸ナトリウムと書かれていますが、実際チューブが変質したり破損したりしない濃度はどのくらいでしょうか?

専門家の見解

イルリガートルとPEGカテーテルをつなぐ栄養管は当然ですが、ボタン型のPEGカテーテルに付属している接続チューブも本来使い捨てになっています。
しかし、接続チューブはコストは1500~2000円と高価であることもあり、4-6ヶ月は使っているのが現状です。清潔に使うためには、食器用洗剤できれいに洗浄した後に0.01%の次亜塩素酸ナトリウムに漬け置き1時間(これ以上長期間漬け置きする必要はありませんし、時間が長くなることは変質・破損につながります)。希釈については各々の消毒液に従ってください(ミルトン®であれば80倍など)。
つまり、濃度を薄くして変質・破損を防ぐことはしっかりと消毒できていないことになります。あくまでも0.01%の次亜塩素酸ナトリウムに漬け置き1時間は変更してはいけません!!この洗浄消毒方法で、変質・破損することがあれば、直ちに新しいものに交換してください。

こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
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