旧重症心身障害児者施設(現在は医療型障害児施設と療養介護事業所)に勤務しています。
入園者は6歳~57歳で平均年齢20歳です。ここ数年で胃瘻造設による入園者が増えています。
今回ご相談したいのは、平成24年に胃瘻を造設した27歳男性の入園者についてです。慢性腎不全のため他施設に週三回通院をしており、基礎疾患は脳性まひのため抗けいれん剤はもちろん、慢性腎不全の影響もあり、降圧剤、プロトンポンプ阻害薬(タケプロン)、緩下剤(酸化マグネシウム)等々多種多様な薬を胃瘻から注入しています。造設当初は手が自由に動いていたため、胃瘻周囲をいじってしまうための胃瘻チューブの事故抜去(自己抜去?)もありましたが、約2年前に脳出血(高血圧性のもの)となってからは、ほとんど自力で動くことはなくなりました。また胃瘻チューブの交換も数年前から2~3か月に1回⇒4週間に1回になっています。にもかかわらず、昨年末より12/25、1/14、1/18、2/1と立て続けに、胃瘻チューブのバルンが破裂した状態で発見されています。胃瘻チューブはハリヤードヘルスケア社のMIC-KEYバルーンボタンから富士システム㈱のファイコン(GBバルーンボタン)に変更して1.2年経ちます。当施設の入園者は他の総合病院で手術を行っています。その施設から医師が隔週で来園して、胃瘻チューブを交換(バルンの水交換も含めて)してくださっています。チューブの選択もその医師と園長と相談しながら行っているのが現状です。今回のチューブの件も近いうちに相談する予定です。専門的立場から、考えられる原因や対策について
ご教示いただければ幸いです。
(投稿日時-2016/02/03 16:52)
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