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寝たきり高齢者の排便ケア 腹部からのアプローチの場合、直腸以外はどのように見えるのか

2020年7月31日”ナースの星WEBセミナー”で配信した”排泄エコーセミナー”はおかげ様で大盛況に終わりました。

今回は、ご講演いただいた浦田克美先生に受講者様からのご質問にお答えいただきました。

ご質問

寝たきり高齢者の排便ケアに高く関心を持っております。
腹部からのアプローチの場合、直腸以外はどのように見えるのか、また教えていただきたいです。
You Tubeも拝見しております。 

浦田克美先生からの回答

ご質問ありがとうございます。

排便ケアにおきまして、便秘の分類を行う際には腹部と直腸からのアプローチによる所見が必要となります。

以下は、上行結腸から下行結腸、直腸まで便が停滞している機能性排便回数減少型の便秘症の中でも大腸通過遅延型に属すると予想される便秘症でした。下行結腸の便は特に硬便の状態が描出されていました。

そこで、下剤を便の軟化とともに大腸刺激作用のあるものに変更し定期排便ができるようになった症例です。
*「エコーを用いた排泄ケアコース」
エコーを使用した排泄ケアを深めたい方は以下の受講がお勧めです。
一般社団法人 次世代看護研究所 https://ringne.or.jp/us-program/
*浦田克美 YouTube「はぴなぴチャンネル」の紹介
排泄に問題があっても、自分らしくHappyに生活できるためのお手伝いとして、大人用紙おむつの正しい選び方と使い方についての情報を発信しております。
https://www.youtube.com/channel/UCgonTHiL8Tfnq0M46wcGv5A

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