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専門家Q&A

脳性麻痺が原因で重度障害のある患者の口腔ケアとその指導方法について

ご質問

脳性麻痺が原因でっ重度の障害がある方の口腔ケアをすすめる方法で困っています。歯ブラシ
の選び方や、ブラッシングの仕方を本人さんにどのように指導したらいいでしょうか。歯ブラシがすぐに痛んでしまいます。

専門家の見解

歯ブラシは、患者さんの口の大きさ、歯の本数、歯の大きさ、汚れの付き方により選び方が違ってきます。
また、食物残渣や歯の汚れをとる場合は、毛の硬さはふつう、場合によっては一時的に硬い目を選ぶ場合もあります。
歯肉が腫れていて痛みがある場合は、軟らかめ歯ブラシでやさしく、少しずつのケアとなります。
本人への指導は、まず歯ブラシの柄が握れるように工夫をしてあげることからです。
トレーニングと同じで、繰り返し、段階を経ての指導です。
前歯が磨けたら奥歯にチャレンジする、というように。
歯ブラシは、安価なもので、まめに変えると良いです。
1週間に1回交換することもあります。
最終的な仕上げ磨きは、介助者が行う必要があり、本人と仕上げ磨き用の歯ブラシは別に用意します。

こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
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