1. ホーム
  2. コラム
  3. WOCの手術体位作成への介入について
専門家Q&A

WOCの手術体位作成への介入について

投稿日:2014.11.04

ご質問

当院にはWOCが2名おります。手術室では、体位作成に伴う皮膚保護や除圧ポイント、適切な除圧器具や摩擦防止フィルムの使用などのアドバイスを聞きたいのですが、参加は難しい様子です・・・
他病院ではWOCはどのように手術室へ関わっているか教えてください。

専門家の見解

リンクナースやケア責任者などと課題を共有したうえで、WOCナースへ相談されることをお勧めします
※編集部注:小林郁美先生が現在お休みされておりますので、渡辺光子先生にご回答いただきました。

いのさんさんご質問ありがとうございます。まず私の所属病院の手術室における、褥瘡予防の取り組みについてお伝えしたいと思います。

当院は病床数600床の急性期病院で、年間手術件数は約5800件です。褥瘡対策委員会に所属するリンクナースは、病棟だけでなく手術室にも2名います。

手術室のリンクナースは、手術中の圧迫が原因で発症した皮膚障害(昨年度は7件:発症率0.12%)について毎年集計、分析し、部署のケア責任者(看護師長、主任看護師など)とともに予防ケアの見直しやスタッフ教育を行っています。

私は褥瘡管理者として、手術室が行うこのような活動内容を確認し、改善策をともに考えるなど相談役として関わります。また、手術体位のポジショニング手順が整備されているか、手術室内で使用する徐圧用具やケア用品が充足しているかも確認します。具体的な相談があれば手術室にも出向きます。

いのさんさんの施設では、現在はどのようなケアを行っていて、何が問題だと感じているのでしょうか。それに対して、個人的にWOCナースに相談されるのもひとつの方法ですが、手術室として何を改善したいのか、あるいはどこを評価してほしいのかを明確にして、できれば部署としてコンサルテーションをされるのがよいと思います。

一人で抱え込まず、リンクナースやケア責任者などと課題を共有したうえで、WOCナースへ相談されることをお勧めします。介入の方法は様々だと思いますが、褥瘡対策をされている病院のWOCナースであれば、手術室での予防ケアにも必ず力を貸してくれるはずです。

こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
本サイト内に掲載された情報の正確性および質については万全を期すものの、常に全ての場合に有効とは限らず、また、本サービスの利用の結果、万が一会員が不利益を被ったとしても、当社は当該不利益について一切の責任を負わないものとします。

このコンテンツをご覧いただくにはログインが必要です。

会員登録(無料)がお済みでない方は、新規会員登録をお願いします。



他の方が見ているコラム