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専門家Q&A

外来透析患者の透析前後の介護度がたかくなった

ご質問

当院では、透析患者の高齢化に伴い外来患者の看護より介護が大変になってきています。
他施設では介護度などとっていますか?また、介護度はどのようにして測ればいいのでしょうか?測定法(有資格者、助手:患者など)があれば、教えてください。
当院では、2009年患者数186名(外来患者120名入院患者66名)Ns16名ME11名(2名検査技師)助手6名
75歳以上の割合35.0%75歳以上の透析患者数70名から、
2014年患者数251名(外来患者172名入院患者79名)Ns27名(1名産休)
ME13名(2名検査技師)助手8名
2014年75歳以上の割合44.5%75歳以上の透析患者数113名とうなぎ登りに高齢化が進んでいます。

専門家の見解

透析室の看護必要度については、2007年増子記念病院で作成された「血液透析患者の看護の必要量」があります。
この必要量は使いやすい票になっており分類毎に点数化でき簡便に使用することができます。
この必要量は単に看護度だけではなく、「患者の生活基礎情報」や「血液透析に関する基礎情報」を網羅したうえに「透析中の重症度・観察度・ADL」を評価できるものとなっています。
当院ではこの必要量票を元に、看護師にしかできない項目、MEでもできる項目、助手でもできる項目を別け、安全で効率的な人員配置を行っております。

こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
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