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廣町佐智子先生の看護研究の進め方第2回

テーマ決定(2) 廣町佐智子先生の看護研究の進め方

投稿日:2012.05.20

できるだけたくさん研究テーマを挙げてみたら、次はその内容が研究に適しているかどうかを確認していきます。いくらよいテーマでも、看護師が扱えるテーマでなければならないのです。確認のポイントは以下の通りです。

1,テーマの大きさは適切か

大きすぎるテーマは不向きです。大きすぎるテーマとは、解決に何年もかかるテーマや現任教育など看護管理に関するテーマです。

2,テーマの内容は適切か見出し

看護師が扱うべき研究内容かどうかを確認します。看護師の役割は、日常生活の援助と診療の補助です。時折、診断や治療に関わるテーマを選択する看護師がいますが、これは医師の領域であり、看護師の領域ではありません。テーマは自分の仕事の範囲を越えないことが重要です。

3,他の方法で問題解決できる課題ではないか。

すべてのテーマが、研究でしか解決できないものではありません。研究は時間もお金も労力もかかるものです。研究以外の方法で解決できるのなら、それに越したことはありません。そのため、本で調べれば解決できるテーマや専門家に聞けば明らかになるテーマ、行動することで解決できそうなテーマは除外します。

そうやってふるいにかけ残ったテーマのうち、自分たちが「いちばんやってみたい」と思うものを温めていくことにします。次のような展開で、文章化を試みてください。これが、研究の冒頭の「はじめに」になっていくのです。
  • 問題が起こっている実態を明確化する。
  • 1を放置したらどのようなことが起こるのか,または起こりうるかを明確化する。
  • 1に対する現在の対処状況を書く。
  • 3を踏まえ,残された課題を書く。
  • 研究で得られた結果は今後看護にどのように役立てられるかを明確化する。
おおよそ800字を目標に書いてみましょう。その際、文献を使わずに、観察や取材をもとにして書いていくのがポイントです。

コンテンツ提供会社

株式会社 医教
全国の看護学校・看護学生をメインに、 看護師国家試験対策模擬試験をはじめとした国試対策教材・DVDを販売。 なかでも、看護基礎教育から臨床現場への橋渡しを熟知した講師による 「基礎からのナビゲーションシリーズ」DVDは、 看護学生のみならず、新人看護師や院内研修用としても好評を得ている。

◆看護研究の進め方◆

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