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今日から始めるセルフケア

CHECK!今日から始めるセルフケア⑭どこでもできる! 腰痛に効くチェア(イス)ヨガ

看護業務の様々な姿勢で腰を痛めてしまった…という方もいらっしゃると思います。腰が痛いと業務に集中しづらく、ストレスにもつながりますよね。今回は、椅子を使ってどこでもできるチェア(イス)ヨガで腰痛に効くポーズをご紹介します。簡単にできるので、お仕事の合間や休憩時間、もちろんご自宅などでも行ってみてください。セルフケアで自分の心と身体を癒してあげましょう!

ヨガを始める前に

チェア(イス)ヨガをする時は浅めに座り、脚は腰幅に開きましょう。ヨガは呼吸と連動して行うことが大切です。呼吸を意識して行いましょう。

どこでもできるチェア(イス)ヨガポーズ

太もも 裏伸ばし

  • ❶片方の脚を正面に伸ばします。かかとは床に付け、つま先は立てましょう。
  • ❷大腿の付け根に手を当て、息を吸って、姿勢を正します。肩の力は抜きましょう。
  • ❸息を吐きながら、姿勢は崩さず猫背にならないように前屈します。  大腿の裏やふくらはぎが気持ちよく伸びていることを感じます。
  • ❹姿勢をキープし、呼吸を数回繰り返します。
  • ❺ゆっくり上半身を上げて元の姿勢に戻ります。
  • ❻左右入れ替えて行いましょう。

効果 ●ハムストリングをほぐし腰痛の緩和・防止 ●下半身の疲労回復



臀部の ストレッチ

  • ❶どちらかの大腿の上に反対側の足首を乗せ、床についている脚は90度に曲げます。
  • ❷手は大腿のつけ根に当てます。
  • ❸息を吸って、姿勢を正します。
  • ❹息を吐きながら、姿勢を崩さず猫背にならないように前屈します。  大腿の裏や臀部に効いているのを感じます。
  • ❺ゆっくり上半身を上げて元の姿勢に戻ります。
  • ❻左右入れ替えて行いましょう。

効果 ●大殿筋や中殿筋を伸ばし腰痛緩和 ●下半身の疲労回復



ツイスト

足裏の感覚に意識を向けて、体にあたる風の感覚や聞こえてくる音、歩くスピードなど、歩行時に感じること全てに意識を 向けて歩きます。
  • ❶胸の前で合掌します。
  • ❷息を吸いながら、姿勢を正します。
  • ❸息を吐きながら、おへそを中心にツイストし、ゆっくり横向きに捻ります。
  • ❹横向きをキープしたまま、呼吸を止めずに吸って・吐いてを数回繰り返します。
  • ❺ゆっくり正面へ戻ります。
  • ❻2~4を反対方向でも行いましょう。

効果  ●腰回りのストレッチにより腰痛緩和 ●内臓や下腹部が刺激され内臓系の働きが改善され便秘解消 ●自律神経が調整され、不安や軽度のうつ症状を軽減 ●血流促進により冷え性や浮腫を改善



船のポーズ

  • ★背もたれのあるイスの場合は、背もたれが体の横になるように座りましょう。
  • ❶背筋を伸ばし、両足は閉じ、膝は90度に曲げます。
  • ❷両手は、体側の少し後ろの座面を掴み、体を支えます。
  • ❸腹筋に力を入れ、両踵を上げつま先を立てます。
  • ❹息を吸いながら、座骨を支点に上半身を少しずつ後ろ方向へ傾けていきます。
  • ❺息を吐きながら、膝は90度のままつま先を床から離し、 大腿を上半身のほうへ持ち上げ、90度にします。
  • ❻呼吸を繰り返しながら10秒前後ポーズをキープします。
  • ❼ゆっくり元のポジションに体を戻します。

効果 ●腹筋と背筋が鍛えられることで腰痛の緩和・防止 ●腸蠕動を促進し便秘解消



次回は呼吸法をご紹介します!
監修:看護師・ヨガインストラクター 藤田英子さん

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