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ナースマガジン vol.37

ナース編集者が行ってみました‼鍼灸で冷えが改善される?(体験レポート)

投稿日:2021.12.27

不規則な勤務になりやすく、ストレスも多い看護師は、体にサインがでる方も多いと思います。冷えの症状もそれが原因の場合があります。女性だと尚更冷えは気になりますよね。

今回は鍼灸で冷えが改善されるのか、ナース編集者の私たちが白金鍼灸サロンフュームの鍼灸師 折橋梢恵先生に取材し、実際に鍼灸を体験してきました。


施術の流れ

折橋 梢恵 先生
白金鍼灸サロンフューム 代表
鍼灸院によって様々なコースがあるかと思いますが、施術の流れとしてはカウンセリング→着替え→施術。問診の結果、鍼灸治療のコースを受けることになりました。まずは下肢の方から細い鍼を打っていき、鍼治療特有の「響き」を感じるか確認しながら鍼の太さを変え、上半身にも打っていきます。鍼の本数は体の状態によって異なります。

冷え性ナース編集者の体験レビュー

毎年夏以外は冷え性に苦しんでいるナース編集者佐藤が鍼灸治療を初体験!初めての鍼灸治療でしたが、サロンの雰囲気はエステのような清潔感と明るい雰囲気だったのでワクワクしました。施術開始し声をかけられた時に、すでに鍼が打たれていたということに気づいていなかったほど痛みは感じませんでした。
「響き」は、筋肉が凝っている箇所まで鍼が入ることでズンと重たく感じる感覚のことを言います。「響き」を感じる程度が一番効果が出やすいとのことですが、中には「響き」を不快に感じる方もいるそうで、その場合は鍼の太さや打つ深さを調整して「響き」を感じないように施術をするそうです。私の場合は「響き」への抵抗がなく、効果がありそうな感覚!と思いつつ、まるでマッサージやエステを受けているかのように全身リラックス状態でした。

鍼灸治療では様々なツボを刺激して、血流を改善させることで身体を温めていきますが、冷え性には血流が悪いタイプと、自律神経の乱れによる2つのタイプがあります。自律神経の乱れによるタイプの場合は、交感神経が働きやすいので常に発汗して冷えやすく、長期的な治療が必要になるそうです。私は自律神経の乱れからくる冷えのタイプだということで、鍼と合わせてお灸もしてもらいました。10分ほど経った頃からほんのり全身がポカポカしているような感覚があり、終わったあと少しぼーっと休んでいると体の中から温まっていることに気づきました。
今回、鍼灸治療の前後で効果が分かるよう、サーモグラフィーカメラで比べてみました。
自律神経の乱れからくる冷え性の方は、施術直後の効果は出にくいとのことですが、よく見ると末端の血流が青色から黄色~緑色へ改善しています。
冷え性と根本にある自律神経の乱れを改善するべく、ナース編集者は今後も鍼灸治療を続けていくことにします…!

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