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口腔ケア

口腔ケア 癒しを考えとケアをしよう

  歯科界も、健康や美しさだけでなく、癒しを追求したケアを取り入れる医院、歯科衛生が増えてきました。中でも最近は、アロマなどの癒しの香り効果を期待した歯肉マッサージを提供する医院が多くなりました。


 手法は様々ですが、口腔専用のジュエルやオイルを使用して、歯茎、粘膜を一指し指の腹をゆっくりゆっくり動かし、マッサージしていきます。普段触れることの口腔内粘膜を優しくマッサージされると、とても気持ちが良いものです。

 しかし、術者の爪が伸びていたり、力が必要以上に強かったり、術者の気持ちが目の前の患者様のことを思っていないと、とても気持ちが良い施術とは言えません。


また、ジュエルやオイ効果、効用を患者にあった選択をしていないと、歯にしみたりオイルのねっとり感が不快だったりします。
 介助者への口腔ケアも同じです。術者が良かれと思っているケアも、実は患者にとっては不快であったり苦痛であったりすることもあります。


これは、患者さんの口腔内を診て、反応を観て、術者の経験値や、コミュニケーションスキルで看ていくしかありません。

 写真は、筆者が歯茎マッサージで愛用している薬用ハミガキです。メーカーは歯ブラシに付けて使用することを進めていますが、歯周炎や歯肉炎でなければ、自分でマッサージする時は、良く手洗いした一指し指に少量(約1㎝)のハミガキをつけ、口の奥から順番にマッサージしていくことをお勧め致します。


マッサージ後も口の中にミントの爽快感が残り、口の中がリフレッシュされます。

 お肌も、1週間に1度、角質をとるマッサージやパックが必要なように、口腔内も1週間に一度は、古い細胞、汚れを取って行くケアをしていきましょう。

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