これからの高齢者への摂食嚥下支援について考える
～今話題の炭酸とろみ飲料をどう使う？どう活かす？～

高齢者の50％以上は炭酸飲料を飲んでいるという報告があります。
また、炭酸飲料の刺激が咽頭反射を促すなど様々な効果を示唆する論文が公開されており、炭酸飲料の活用は少しでも食事を楽しんでもらいながらも嚥下リハビリなどつなげられる手法として現在注目を集めております。
さらに、高齢者の食支援のシーンで炭酸飲料にとろみをつけて提供する施設様も多数ある中でボトル缶タイプの炭酸とろみ飲料をはじめとする炭酸飲料をとろみ調整した状態で楽しむための製品も昨年発売され、炭酸飲料の活用は徐々に普及の一途をたどっている状況かと存じます。
今回、炭酸飲料の摂食改善効果に関する研究の第一人者の一人である令和健康科学大学 リハビリテーション学部 理学療法学科 教授 森下元賀先生に、「炭酸とろみ飲料の嚥下リハビリへの活用と有効性」と題しご講演いただきます。
また、第2部では「エバースマイル炭酸とろみ飲料の現場での活用と可能性」と題して、実際にとろみ付き炭酸飲料を施設利用者に導入し活用されている株式会社ベネスター 代表取締役 大谷望先生と森下先生によるトークセッションを行います。管理栄養士、看護師、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士など、食支援に関わる皆様に大変おススメの内容となっております。
是非ご参加いただけましたら幸いです。