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ニュートリション・ジャーナル NUTRITION JOURNAL ” 理解なき支援が「溝」を生む” Vol.01_その4

その他投稿日時-(2017-04-10)ナースの星編集部

高齢者は理屈や説得より感覚

東邦大学医療センター大森病院栄養治療センター部長の鷲澤先生に、高齢者の『食』について聞いた。

「日本人の食生活は欧米化して豊かになったと言わ れますが、栄養バランスには課題が残っているそうです。
高齢者たちは昭和の時代を駆け抜けた方々ですから、心の深いところには、子供の頃に食べたわくわくする食品があります。
地方特性がありますが、ご当地の名産として受け継がれているお菓子などにも
栄養価 の高い物があり、江戸時代以前の庶民の栄養改善に役立っていたと考えられます。

訪問看護師にとって非常に助かるのは、ご自身で好きな食べ物を希望してくださる場合でしょう。
あずき入りアイスは1本 約112kcalで、市販されている濃厚流動食の半分の熱量と考えられますが、摂食量も増えるでしょうし、きっと、同じ量を摂取していても唾液や消化液の分泌が活発になるので、体は元気になると思われます。

今回登場したあずき入りアイスは、和菓子の王様である『あんこ』が高度経済成長の波に乗って、女の子たちの口に飛び込んできた夢のおやつ。
たんぱく質の補給としても重要な食材で、江戸時代に城が兵糧攻めにあった時、枕の小豆が調理に使われたというお話もあります。

高齢者には理屈や説得よりも、香りや食感のような深いところの感覚の方が訴える力があるんです」

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鷲澤尚宏
(わしざわ・なおひろ)
 医学博士。東邦大学医学部臨床支援室教授。同医療センター大森病院栄養治療センター部長。
消化器外科、栄養治療という専門分野を通して、日本における栄養サポートチーム(NST)の普及に初期より尽力。地域の医療・介護スタッフからも頼られる存在。

その他・透析ケア・透析ケアナースの星編集部

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