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編集部レポート

映画『ケアを紡いで』鑑賞券を抽選で6名様へプレゼント!

投稿日:2023.03.17

ナースマガジン編集部では、ナースマガジン44号(夏号)の特集【「生きる」を支えるがん看護】の取材の為、4月公開の映画『ケアを紡いで』を一足先に鑑賞させていただきました。
 27歳でステージ4の舌がんの診断を受けた看護師の鈴木ゆずなさん。やりたいことをリストに書き出して、念願の結婚披露パーティーをひらいたり、富士山に登ったり。そんな日々の気づきを言葉にしていきます。「“今、自分は辛いんだな”と否定も肯定もせずただ受け入れる」。

 本作は、ゆずなさんが夫の翔太さんや友人たち、新たに出会ったNPO法人「地域で共に生きるナノ」の仲間たちと時を重ね、日々の暮らしを紡いでいく姿を描くドキュメンタリー映画です。

 監督は『ただいま それぞれの居場所』『夜間もやってる保育園』などを手がけ、現代社会のさまざまなケアや制度のありようを見つめる大宮浩一。そして、この映画を企画したのはゆずなさん自身です。

 ゆずなさんは、医療費制度と介護保険の谷間で、支えとなる助成制度がほとんどない「AYA世代」。根治が難しい病状を熟知している彼女が伝えようとしたいくつもの葛藤とたしかな幸福のかたちとは?
出演:鈴木ゆずな 鈴木翔太 西川彩花 沼里春花 野村将和 谷口眞知子 「地域で共に生きるナノ」の皆さん
監督:大宮浩一 企画:鈴木ゆずな 制作:片野仁志 大宮浩一 撮影:田中圭
編集:遠山慎二|整音:石垣哲|エンディング曲:「HOME」古見健二
配給:東風|製作:大宮映像製作所
2022 年|89 分|日本|ドキュメンタリー (C)大宮映像製作所
公式サイト TwitterFacebook
4/1(土)より 東京 ポレポレ東中野にて、4/8(土) より大阪 第七藝術劇場にて、4/14(金) より京都シネマにて公開、ほか全国順次


編集部より

ゆずなさんと疾患や状況は違えど、私もケアをする側にいた人間であり、この10年に渡ってケアを受けてきた側も経験してきました。医療従事者だから全て分かるなんてことはないし、ケアを受ける側になって初めて知る感情、気づきがあることを自分の経験と重ねながら80分観ていました。主人公のゆずなさんは、映画の中で27歳で舌がんになったという姿を悲劇のヒロインでもなく病気に立ち向かうヒーローでもなく、ただありのままを静かにしなやかに私たちに伝えてきます。人と向き合う時、看護師が「支援する」「支える」なんておこがましい、ただただ傍にいることで見えてくるものがあるのではないか、そんなことを思いました。
-ナースマガジン編集部 村松

映画を通して、より身近にがんを発症したAYA世代ならではの悩み、困難を知りました。とはいえ、がんの種類、年代によって進行や症状も違い、住んでいる地域も違います。AYA世代でも悩みはそれぞれで、ひとくくりではないのだとも思います。
いつ、だれが「がん」になっても安心して治療に専念し、少しでも不安の少ない生活が送れるようにするにはどうすればよいのか。まずは知ることからだとゆずなさんが私たちに記録として残してくれたのだと感じます。当事者が本当に必要な支援を受け取れるために私たちでもできることは何か、まずは周りの人と話し合っていきたいと感じています。
-ナースマガジン編集部 塩野

ナースマガジン44号の特集は【「生きる」を支えるがん看護】です。大宮監督のインタビューも掲載予定です。是非お楽しみに。

『ケアを紡いで』の鑑賞チケットを3組6名様へプレゼント!

■応募方法
応募フォームからご応募ください⇒「応募フォーム
※ご入力いただいた個人情報は、抽選・発送のみに使用します。

■当選発表
チケットの発送をもって発表にかえさせていただきます。

■応募締切
2023年3月30日(木)

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