専門家Q&A
洗浄方法
投稿日：2014.06.09
ご質問
現在仙骨部に8cm×8ｃｍ褥創がありポケット深さ2ｃｍ～3ｃｍある92歳の患者さんですが、洗浄時に圧をかけ洗浄するようにとこのサイトでありましたので現在行っています。先輩の看護師から洗浄前は石鹸でごしごし洗うようにと言われましたがいいのでしょうか？固形石鹸より泡タイプのほうがいいのですか？
専門家の見解
日本褥瘡学会の褥瘡予防・管理ガイドラインでは、褥瘡の周囲皮膚を石鹸で洗うことは、細菌数の増殖をある程度おさえる効果があるとして推奨されています。
褥瘡周囲の皮膚は浸出液によって浸軟しやすく脆弱となりやすいので、”ごしごし洗う”のではなく、泡でつつみ込むように愛護的に洗ってください。
泡石鹸であれは最初から泡で出てくるので使いやすいですし、固形石鹸であればあらかじめガーゼ等で泡立ててから、その泡を使って洗浄します。
なお洗浄圧が強すぎると肉芽を傷つける恐れがあるので、圧よりもむしろ十分な量で洗浄しましょう。
可能であれば、シャワーでの洗浄もよいでしょう。
創洗浄の基本は、
①創周囲皮膚は石鹸の泡でやさしく洗う
②創面は十分な量の洗浄液で洗い流す
ことです。
褥瘡の予防・治療ガイドライン(褥瘡学会）を無料で閲覧できるサイトもありますのでご参照ください。
⇒ http://minds.jcqhc.or.jp/n/medical_user_main.php#
褥瘡周囲の皮膚は浸出液によって浸軟しやすく脆弱となりやすいので、”ごしごし洗う”のではなく、泡でつつみ込むように愛護的に洗ってください。
泡石鹸であれは最初から泡で出てくるので使いやすいですし、固形石鹸であればあらかじめガーゼ等で泡立ててから、その泡を使って洗浄します。
なお洗浄圧が強すぎると肉芽を傷つける恐れがあるので、圧よりもむしろ十分な量で洗浄しましょう。
可能であれば、シャワーでの洗浄もよいでしょう。
創洗浄の基本は、
①創周囲皮膚は石鹸の泡でやさしく洗う
②創面は十分な量の洗浄液で洗い流す
ことです。
褥瘡の予防・治療ガイドライン(褥瘡学会）を無料で閲覧できるサイトもありますのでご参照ください。
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こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
本サイト内に掲載された情報の正確性および質については万全を期すものの、常に全ての場合に有効とは限らず、また、本サービスの利用の結果、万が一会員が不利益を被ったとしても、当社は当該不利益について一切の責任を負わないものとします。
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