1. ホーム
  2. コラム
  3. ソルコーテフの滴下速度
専門家Q&A

ソルコーテフの滴下速度

投稿日:2013.01.26

ご質問

PC輸血前にアレルギー反応予防のためにソルコーテフ100mg+生食100mlを点滴することが多いです。大体30〜60分で終了するような指示ですが、その時は10分で終了するように投与との指示でした。患者さんは点滴終了後に気分不快を訴えました、ソルコーテフの効果発現からいうと30〜60分かけて投与するのが効果的ですが、10分で投与することは問題ではなかったのか分からないので教えていただきたいのですが。

専門家の見解

ソルコーテフの添付文書を確認すると、静脈内注射あるいは点滴静脈内注射と記載されています。
下記のサイトを参照
http://pfizerpro.jp/documents/lpd/sct01lpd.pdf
従って、10分での投与でも誤りでは無いと思います。
ただし、ソルコーテフの投与に伴うショックや呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等のアナフィラキシー様症状
という副作用が起こることがあるので慎重な観察が必要です。

「30〜60分かけて投与するのが効果的」ということですが、添付文書では下記のように記載されているので
>ヒドロコルチゾンとして1回1mg/kg筋肉内投与後の血中濃度は、30~60分で
>最高値となり、また、1回100 mg静脈内投与後の生物学的半減期は約100分である。
輸血にかかる時間にもよりますが10分程度の時間で投与しても2時間以上の効果は期待できるのではと思います。

こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
本サイト内に掲載された情報の正確性および質については万全を期すものの、常に全ての場合に有効とは限らず、また、本サービスの利用の結果、万が一会員が不利益を被ったとしても、当社は当該不利益について一切の責任を負わないものとします。

このコンテンツをご覧いただくにはログインが必要です。

会員登録(無料)がお済みでない方は、新規会員登録をお願いします。