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第17回 倫理的配慮2 廣町佐智子先生の看護研究の進め方

その他投稿日時-(2012-09-07)廣町 佐智子さん

前回の「研究の各段階での倫理的配慮」の続きを説明します。

    3)管理者・研究対象者に説明し、承諾を得る段階
 説明における配慮事項

相手の理解度に応じた説明方法を選択します。

また、対象者が乳幼児、意識障害者などの場合は保護者や家族に対し説明します。

研究方法によっては、事前に説明しすぎず、終了後に改めて丁寧に説明をしたほうがいい場合もあるので注意して下さい。

説明を要する内容は以下の通りです。


4)論文作成段階

 ①データをねつ造しない
 ②対象者のプライバシーを保護する
    ・データを数量化して処理する。
    ・特定の個人が分からないように仮名にしたり、影響のない範囲で年齢や職業、家族背景などの一部を変えたりする。
 ③他者の文章には、必ず「文献番号」と「出典」をつけ、引用であることをはっきりさせる
 ④しっかりした学習をもとに考察する    

5)データ管理
 ①調査用紙・記録用紙、音声・画像データ、データ入力結果などは、責任者が管理。第3者に見られないように管理する
 ②データを捨てる時は、再現できないレベルにしてから捨てる    
倫理的配慮とは、小手先のことではなく、実践者、研究者としての姿勢が問われるということがお分かりになったでしょうか。

しっかり気を引き締めて取り組んでいきましょう。

その他廣町 佐智子さん

廣町 佐智子さん
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日本看護研究支援センター所長・主任研究指導者 株式会社医教 看護師国家試験対策委員 臨床看護師の研究指導を得意としています。研究初心者でも目標を学会発表や雑誌投稿レベルに設定し、面接指導やメール指導で論文の完成を支援しています。 また、看護基礎教育への関心も高く、看護学生の学習支援についても日々研究・実践を重ねています。
廣町 佐智子さん

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