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口臭ケア

口臭ケア 相手に分かりやすい繰り返しの説明が重要!!

Tさんは76歳(男性)です。主訴は、奥様が口臭を指摘されての来院でした。

Tさんが悩む口臭は、歯周病もありますが生理的なものであり、心配ないことを説明しました。
しかしTさんは非常に真面目で「歯周病があるのならば、徹底的に治したい」と短期強化治療での自費歯周治療を希望されました。

最近の歯科医院には、患者さんと歯科医師の架け橋をする役割をするトリートメントコーディネーター(TC)を配置することが多くなりました。
私もTさんが来院された歯科医院ではTC役として入り、多くの患者さんに理解しやすく、納得の説明をしています。

当然76歳のTさんにも理解しやすい内容・話し方で、自費歯周治療の説明をしていきました。その結果、Tさんが納得されて自費歯周治療を選択されました。
治療は順調に進みました。


歯周治療の最終日に、歯周病でなく、根尖病巣(歯の神経の先、根っこに病巣が出来る)で歯茎の腫れを訴えてきました。

歯周病ではないので、歯科医師からTさんに説明をして頂きました。
しかし、その先生の説明がややこしく、専門職である私たちでさえ、時々先生の説明が理解できないのですから、76歳のTさんが、その説明を受けて納得できるはずがありません。

当然、Tさんは先生に不信感を抱き、順調に進んできた自費の歯周治療でさえ、「せっかく高いお金とお金をかけたのに!」とクレームに変わってしまいました。

私はTCとして、Tさんに再度きちんと先生の内容をかみ砕いで、ゆっくり(Tさんの話すスピード、理解力に合わせて)説明し直しました。
その甲斐あってTさんの誤解は解け、明るい表情でお帰り頂きました。

このようなトラブルは、Tさんのような高齢者だけに起こるものではなく、全ての患者さんにも起こり得ることです。

私が母(81歳)に何か説明する時も同じです。たった数分の短い説明でも、同じ質問を数回繰り返します。それでも嫌な顔をしないで説明します。
時々どんなに説明しても「もうわかんない!」と投げやりになる母ですが、それでも私の説明が理解できた時、納得出来たときの表情は嬉しそうです。

大事な事は、説明者はいち早く相手の理解度を察し、そのレベルに応じて対応していくことです。

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