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専門家Q&A

治療

ご質問

認知症には大きく三つのタイプがあると言われているのですが、その治療方法に大きく違いはあるのでしょうか。

専門家の見解

認知症の病因
ご質問ありがとうございます。回答遅くなってしまい申し分けありません。
ご質問の3つの認知症とは、認知症の病因の分類で、①血管性認知症②変性生認知症③二次性認知症に分類されていることですね。認知症の病因は多岐にわたり、大きく分けてこの3つに分類されますが、認知症患者さんに対する看護師としての理解、看護の視点は変わりありませんが、看護ケア方法は異なります。認知症患者さんが、10人いらしたら10とおりの看護ケアがあると考えていただけたらと思います。これらの3つの病因でも①であれば、多発梗塞性認知症などがあり、②はアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側等型認知症などがり、③では 水頭症、慢性硬膜下血腫などの二次性に発生する認知症があります。それぞれの症状は異なります。詳しくは今後のコラムにて掲載いたしますが、私自身も考えこんでしまうほどケア方法は難しいです。しかし、認知症看護を実践する看護の視点はかわりないので、一人一人と向き合い、
その人のもっている力を大切にして、その人らしく過ごせるよう看護ケアを実践することが重要だと思います。

こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
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