専門家Q&A
黒色壊死・炭化した足趾のケア方法について
投稿日:2013.04.21
ご質問
下肢重症虚血により、壊死、炭化した足趾と一部潰瘍を伴う創部が混在する場合のケア方法について、アドバイスをお願いいたします。
感染を伴う場合、感染のおそれがある場合、足浴ではなく、シャワーによる洗浄を行う際、洗浄剤の使用方法など、また、ガーゼなどの保護方法について。
すっかり炭化してしまった場合は、フリーのままでもよいのでしょうか?
洗浄ボトル使用の洗浄は感染のリスクが高いため、シャワー室まで移送して行うようにと、医師から言われることがあります。(移送困難な場合でも)その場合は生理食塩水の洗浄が良いのでしょうか?ご指導よろしくお願いいたします。
感染を伴う場合、感染のおそれがある場合、足浴ではなく、シャワーによる洗浄を行う際、洗浄剤の使用方法など、また、ガーゼなどの保護方法について。
すっかり炭化してしまった場合は、フリーのままでもよいのでしょうか?
洗浄ボトル使用の洗浄は感染のリスクが高いため、シャワー室まで移送して行うようにと、医師から言われることがあります。(移送困難な場合でも)その場合は生理食塩水の洗浄が良いのでしょうか?ご指導よろしくお願いいたします。
専門家の見解
とてもお困りのこととお察しします。重症虚血肢で創感染もしくは壊死している状態に関しては、安易なお答えはできないと、身が引き締まる思いがしています。本来は、足を実際に見せていただき、さまざまな情報収集をしてから判断をしていかなければならない状況だと思います。ご質問いただいた文章だけでは、なかなか判断しにくい部分もあり、おとめちゃんさんの望まれた答えができるか自信がありませんが、できる範囲でお答えしたいと思います。
おとめちゃんさん、ご質問いただき、ありがとうございます。
とてもお困りのこととお察しします。重症虚血肢で創感染もしくは壊死している状態に関しては、安易なお答えはできないと、身が引き締まる思いがしています。本来は、足を実際に見せていただき、さまざまな情報収集をしてから判断をしていかなければならない状況だと思います。
ご質問いただいた文章だけでは、なかなか判断しにくい部分もあり、おとめちゃんさんの望まれた答えができるか自信がありませんが、できる範囲でお答えしたいと思います。
炭化し乾燥している部分は、虚血によりミイラ化しているので、何もせず自然脱落を待つのがいいかと思います。
創傷は、洗浄する必要がありますが、使用後のシャワーボトルの蛇腹の部分が十分洗いきれず、病原性微生物が検出されることがありますので、お勧めできません。
この場合、陰部洗浄用と兼用にしていたり、他の患者様と兼用にしている場合に発生することが多いです。その患者様のその部分だけに使用を限定し、使用後は十分にボトルを洗浄して乾燥させること、定期的に新しいボトルにして使用することを遵守する必要があります。
やはり一番望ましいのは、水道からつないだシャワーをその都度使うことです。創傷の深達度が皮膚よりも深く、筋・腱・骨に達しているようであれば、皮膚温に温めた生理食塩水を使用したほうがいいと思います。
いずれにしても、足の創傷に関しては、見た目よりも重症であったり、感染の進行が速いことがありますので、医師と連携をして管理をすることをお勧めします。
また、その創傷についての治療方針を明確にすることが必要です。
SPPなどで血流評価をし、その創傷が治る可能性があるのか、どこまで治療をするのかを明確にする必要があると思います。
もし私の答えが不十分でしたら、お手数ですが再度ご質問いただければ幸いです。
おとめちゃんさんが安心してケアできることと、その患者様の足の状態が少しでもよくなることを、心から願っております。
おとめちゃんさん、ご質問いただき、ありがとうございます。
とてもお困りのこととお察しします。重症虚血肢で創感染もしくは壊死している状態に関しては、安易なお答えはできないと、身が引き締まる思いがしています。本来は、足を実際に見せていただき、さまざまな情報収集をしてから判断をしていかなければならない状況だと思います。
ご質問いただいた文章だけでは、なかなか判断しにくい部分もあり、おとめちゃんさんの望まれた答えができるか自信がありませんが、できる範囲でお答えしたいと思います。
炭化し乾燥している部分は、虚血によりミイラ化しているので、何もせず自然脱落を待つのがいいかと思います。
創傷は、洗浄する必要がありますが、使用後のシャワーボトルの蛇腹の部分が十分洗いきれず、病原性微生物が検出されることがありますので、お勧めできません。
この場合、陰部洗浄用と兼用にしていたり、他の患者様と兼用にしている場合に発生することが多いです。その患者様のその部分だけに使用を限定し、使用後は十分にボトルを洗浄して乾燥させること、定期的に新しいボトルにして使用することを遵守する必要があります。
やはり一番望ましいのは、水道からつないだシャワーをその都度使うことです。創傷の深達度が皮膚よりも深く、筋・腱・骨に達しているようであれば、皮膚温に温めた生理食塩水を使用したほうがいいと思います。
いずれにしても、足の創傷に関しては、見た目よりも重症であったり、感染の進行が速いことがありますので、医師と連携をして管理をすることをお勧めします。
また、その創傷についての治療方針を明確にすることが必要です。
SPPなどで血流評価をし、その創傷が治る可能性があるのか、どこまで治療をするのかを明確にする必要があると思います。
もし私の答えが不十分でしたら、お手数ですが再度ご質問いただければ幸いです。
おとめちゃんさんが安心してケアできることと、その患者様の足の状態が少しでもよくなることを、心から願っております。
こちらの記事は、会員のスキルアップを支援するものであり、患者の病状改善および問題解決について保証するものではありません。
また、専門家Q&Aにより得られる知識はあくまで回答専門家の見解であり、医療行為となる診療行為、診断および投薬指導ではございません。
職務に生かす場合は職場の上長や患者の主治医に必ず相談し許可を取ってから実践するようお願いいたします。
専門家Q&Aを通じて得た知識を職務に活かす場合、患者のの心身の状態が悪化した場合でも、当社は一切責任を負いません。
本サイト内に掲載された情報の正確性および質については万全を期すものの、常に全ての場合に有効とは限らず、また、本サービスの利用の結果、万が一会員が不利益を被ったとしても、当社は当該不利益について一切の責任を負わないものとします。
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