ナースの星がお届けする、看護師のための学べる情報誌！ ナースマガジン39号発行！

日常ケアの中でも重要な口腔ケアの効果は、口腔内の保清から始まり、感染予防、不快感の軽減、食思の向上、口腔機能の向上など多岐にわたります。とはいえ従来の保清を中心とした口腔ケアのみでは、全ての患者さんの問題を解決するのは困難です。そこで今回のナースマガジンでは、手技としての口腔ケアだけではなく、歯科治療やリハビリテーション、多職種間の連携なども含んだ概念「オーラルマネジメント」に注目しました。ぜひ紹介した内容を現場でも活用いただけたらと考えております。

連載中の『症例から学ぶ周術期看護』では、術後管理編として済生会横浜市東部病院 患者支援センター長/栄養部部長 谷口 英喜先生に、術後の水分管理についてご解説いただきました。模擬症例を用いて読者の皆様にわかりやすくお伝えする内容となっております。

トピック『ICTが叶える社会参加～リハビリテーション×ICTの可能性～』では、合同会社アグリハート代表 理学療法士の木村 佳晶先生にリハビリテーション分野の現状と課題や、ICTの活用について語っていただきました。

また株式会社大塚製薬工場とのタイアップ企画では、座長に(公社)東京都看護協会 山元 恵子会長をお迎えし『経鼻栄養チューブ誤挿入事故対策を再考する』を議題にした座談会の模様を掲載しています。さらに医療の未来を変えるアイテムシリーズとして『生体透過光による胃管先端位置確認法～経鼻胃管誤挿入に係る医療事故の再発防止に向けて～』を正木 英二先生に監修いただきました。

新連載となる『教えて吉田先生！知っておきたい！高齢者の栄養管理サルコペニア・フレイル予防』では、国際標準の低栄養診断“GLIM(グリム)基準”について吉田 貞夫先生に伺いました。

その他、健康維持に欠かせないビタミン“パントテン酸”の働きについて解説する『栄養療法の豆知識』、鍼治療に関する『ナース編集者が行ってきました！～看護師から鍼灸師へ～』に加え、感情のデトックスについてご紹介する『今日から始めるセルフケア』等も好評連載中です。
 
新型コロナウイルス感染症の影響で、学会や研修会が延期またはオンライン開催となっておりますが、弊社でもＷＥＢセミナーやオンライン勉強会を実施しています。ＷＥＢセミナー・メディライブの配信スケジュールは、ナースの星WEBサイトやメディライブのサイトでも併せてご覧ください。